○○鍾乳洞 6/6
手前はおそらく冬季に使うストーブの煙突。
さて、この建物から少し上に登ったところに、鍾乳洞の入り口がある。
少し入ってみたが、カマドウマが群生してたので即座に引き返す。
単体ならまだしも、多数いるとさすがに鳥肌もの。
たまには自然写真も、と思い帰りがけに一枚。
さすが、「手を加えていない自然の鍾乳洞体験」と言われるだけはある。
木造・木製、非電化、環境整理代、ヘルメット等々……
ことごとく自然をフィーチャーした観光スポットであったのだろう。
これぞ「生の自然」に近いわけだが、やはりというか人気は出にくかった。
ネットの情報によると、閉洞の理由は客足が途絶えたことだそうだ。
個人的にはこういう方が好きではあるが。
ともあれ、廃墟になって本当に「自然」にのみ込まれていくことになろうとは。
皮肉というより、むしろそれが「自然の流れ」なのかもしれない。