さ○かぜ荘 1/6

寂れた小さな港町にはそれの存在感は大きすぎたようだ。
町並みとは不釣合いな旅館。
それが今回の物件である。


いまにもツタに飲み込まれそうな4階建ての建物。
さ○かぜ荘。


日当たりの良い面には、このとおり草が生い茂っている。


植物の生命力というのには、毎度ながら驚かされる。


まずは外周をいろいろと探索してみる。


植物に囲まれるコンクリートはどこか優しげだ。


木製のサンダルはいち早く自然と融合しようとしている。


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